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大企業の新規事業経験者が教えるイントレプレナーにおすすめの本8選

MBA

若手社員
異動になって、新規事業をやれることになりました!!

 

大手企業ではじめて新規事業担当となったイントレプレナーの方は、どこから勉強していいか不安ですよね。

また、将来的に新規事業担当に異動を希望している若手の方も、大手企業新規事業担当者がどんな本を読んで勉強したらよいかわからないと思います。

 

私は、大手企業で新規事業を5年以上担当して、スタートアップと連携した新サービスを世に送り出してきました。

本記事では、大企業所属の若手新規事業担当者(イントレプレナー)や、将来的に新規事業をやりたいと思っている若手社員の方に向けて、厳選のおすすめ本を8冊紹介します。

 

新規事業担当者(イントレプレナー)におすすめの本

イントレプレナー

それでは、大企業の新規事業担当者であるイントレプレナーにおすすめの本を8冊紹介します。

 

 

①新規事業の実践論

1冊目は、『新規事業の実践論』です。

この本は、リクルートホールディングスの新規事業開発室長として1,500の事業を支援した麻生要一さんが書かれた本です。

 

たくさんの新規事業を実践した著書だから書ける、大企業における新規事業の成功と失敗から得られたノウハウのすべてが網羅的かつ体系的に凝縮されています。

新規事業担当者が、まず最初に読むべき一冊といえます。

 

他の本にも共通しますが、「顧客のところへ「300回」いけ」は、新規事業担当者(イントレプレナー)が肝に銘じて実践したい内容です。

 

 ②リーンスタートアップ

2冊目は、『リーンスタートアップ』です。

米国の起業家であったエリック・リースが、実践の中で構築していった経営戦略コンセプトをまとめた一冊です。

 

MVP、ピボットアジャイル開発

 

これらのキーワードのうち、ひとつでも自分の口で説明できない用語があれば、すぐに買って本を読みましょう。

 

リーン・スタートアップでは、仮説に基づいて実用最小限の製品(MVP)を作って、実際に顧客に使ってもらった結果をもとに学習を繰り返すことで、仮設の確からしさを検証していきます。

これらの考え方は、今もなお新規事業担当者の共通言語であり、イントレプレナーのバイブルといえます。

 

③スタートアップ・マニュアル

3冊目は、『スタートアップ・マニュアル』です。

本書は、SteavenG.BlankとBobDorfが書き下ろした、UCバークレー、スタンフォード、コロンビアのMBAコースで大人気講座となった『アントレプレナーの教科書』の姉妹書です。

 

「事業を立ち上げるということは何か?」を、1から網羅的に学ぶのに適しています。

ページ量も多く、内容も濃いので、大企業の新規事業担当者が知識の土台をしっかり固めるために必読の一冊です。

 

 

④ビジネスモデル・ジェネレーション

4冊目は、『ビジネスモデル・ジェネレーション』です。

この本は、新規事業担当者が新しいアイディアを形にする際に、ビジネスモデルを書き出すフレームワークが学べる一冊です。

 

ビジネスモデルキャンバスに、考えたアイディアについて顧客価値(VP)は何で、顧客(CS)は誰で、どのようなチャネル(CH)で届けるかなど、9つの要素を網羅的に書き出すことで、それぞれの抜け漏れや関係性を俯瞰で見ることができます。

ビジネスモデルキャンバス

 

大企業の新規事業担当者(イントレプレナー)が、ビジネスアイデアを考える際に使うフレームワークとしてかなり一般的に使われるものなので、ビジネスモデルキャンバスについては活用できるレベルで習得しておきたいところです。

 

 

⑤御社の新規事業はなぜ失敗するのか

5冊目は、『御社の新規事業はなぜ失敗するのか』です。

本書は、起業家であるアントレプレナー必読の一冊である『起業の科学』を書いた田所 雅之氏が、大企業の新規事業担当者向けにまとめた本です。

 

日本の大企業が、破壊的イノベーションを起こすために必要な「3階建て組織」についても詳細に触れられています。

新規事業担当者だけでなく、マネージャーや経営層にも読んでほしい一冊です。

 

破壊的イノベーションについて詳しく知りたい方は、あわせてこちらの記事もご覧ください。

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⑥世界標準の経営理論

6冊目は、『世界標準の経営理論』です。

本書は早稲田大学ビジネススクールの入山章栄教授が大学生、大学院生向けに書いた「経営理論の教科書」です。

 

最新の経営理論が章立てでまとめられていて、どの章からでも読めるので、自分が興味のある部分から読み進められます。

イノベーションや経営について業界を越えて、幅広く知識を得るために必読の一冊と言えます。

 

⑦アフターデジタル

7冊目は、『アフターデジタル』です。

本書は、リアル世界(オフライン)がデジタル世界(オンライン)に包含されることで、世界で何が起こっているかについて、事例を交えて書かれた一冊です。

 

これまでも本書で予想されていた未来に向かって、デジタル中心の世界に進んでいましたが、コロナ禍をきっかけにそのスピードはさらに加速することは間違いありません。

新規事業担当者(イントレプレナー)が、事業アイデアを考える上で、アフターコロナの動向がどのように動いていくかというトレンドを理解するために、今読んでおくべき一冊と言えます。

 

アフターデジタルの世界については、あわせてこちらの記事も読んでおくことをオススメします。

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⑧仕事はもっと楽しくできる

8冊目は、『仕事はもっと楽しくできる 大企業若手 50社1200人 会社変革ドキュメンタリー』です。

本書は、大企業の若手有志が参加する日本初の団体であるONE JAPANから出版された一冊です。

 

日本の大企業で働く若手サラリーマンにスポットライトをあてた、等身大のリアルな姿が垣間見える一冊です。

新規事業を社内で反対され、壁にぶち当たったときに、他社の若手ビジネスパーソンの頑張りに勇気がもらえます。

イントレプレナーが心が折れそうになったときに読むことで、自分も負けずに頑張ろうと元気がでてきます。

 

 

さいごに

読書

アフターコロナの時代には、ニューノーマルの世界で必要とされる新サービスを消費者が熱望しています。

今こそ大企業の新規事業担当者が活躍するチャンスです。

 

今は新規事業担当者がバイブルとするべき本がたくさんそろっています。

これらの必読書を片っ端から読み、まずはイントレプレナー同士の会話についていけるよう知識をキャッチアップしましょう。

 

また、イントレプレナーについては、あわせてこちらの記事も読んでみてください。

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